「消費税下げて」「共産党がんばって」
川棚町の商店街で行動
 公示を一週間後に控えた日本共産党の小川きみ子参院長崎選挙区候補は四日、長崎県川棚町の栄町商店街を訪ねました。
 周囲の電柱には、小泉首相を大写しした自民党決起集会のポスターがべたべた張ってあります。
 店のご主人に「小泉さんが来るんですか」と聞くと、「こんな田舎に来るもんですか、人集めですよ」と笑いました。
                    
 スーパーで忙しく働いていた男性は、「小泉さんはまだ何をするのか分りませんね。これからですよ、ボロが出るのは」と冷ややかです。
 「頼みますよ」と小川候補の手をしっかり握った、クリーニング業の喜々津恵美子さんは、「サービス合戦で、その分は持ち出しですよ。消費税が一番きついですね」と語りました。
 小川候補が、「地元の経済を支えている、中小業者の経営と暮らしを応援する政治にしましょう」と話すと、仕事の手を休めた洋服店主は、「兼業せんばやっていけん。ここの商店街じゃ、三割の売上げ減はいい方ですよ。政治は銀行じゃなくて、われわれを助けてほしい」と訴えました。
 同町の三根文二町議は、「この辺は共産党のポスターをよく張らせてくれます。いまハンドマイク宣伝でもがんばっています」と、参院選への意欲を語っていました。
「しんぶん赤旗」7月5日付けから紹介します。