「自民党はダメ、がんばれ」とあちこちで激励と期待の声

 日本共産党の小川きみ子参院長崎選挙区候補は二十日から三日間、長崎県の五島列島一市七町で街頭演説や小集会にのぞみ、自公政治に代わる日本共産党の日本改革を精力的に訴えました。
 二十日九時過ぎ、奈良尾町で待機していた宣伝カーに、突然話しかけてきたのは年金生活者という二人連れ。「ここは自民党が多いが、みんなもうそろそろ考え直さんばと言いよるバイ」と、一行は大いに励まされました。
 美しい海岸線を政策スポットを流しながら走る宣伝カーの中では、「この海を残すためにも、住民が安心して暮らせるようにせんばね」という会話が交わされました。
 上五島町での演説のあと、小川候補が「水揚げはどうですか」と声をかけると、タクシー運転手は、「野党がいないと政治はよくならん、それも共産党じゃなからんばダメ」と話しました。
 ある漁港では、演説を聞いていた男性と町議が、「共産党は国会討論で自民党にズバリ物を言い感心している。ここの漁業の実態もぜひ取り上げてほしい」と対話がはずみ、漁民の声を小川候補に託しました。
 夜の小集会には、島の南北から九人が駆けつけました。郵便局でアルバイトをしているという男性は、「小泉さんは郵政民営化をいうが、田舎では郵便局はなくてはならない」との思いを訴えていました。
 二日目の夕刻からは福江島です。岐宿町と三井楽町では五回の街頭演説。五島の中心・福江市ではこの日、開院したばかりの診療所で後援会が結成されました。
 雨にぬれた道いっぱいのアジサイのそばで訴えを終えた小川候補は、「どこでも近所の人が出てきて話を聞いてくれ、握手の温もりが残っています。党のポスターが目立っていて励まされました。地元の党と後援会のがんばりが目に浮かびました」と語りました。
五島列島1市7町をかけめぐる小川さん 
 「ぶしんん赤旗」の6月23日付けから紹介します。