比例代表と小川きみ子事務所開き
 6月16日、比例代表と小川きみ子事務所開きが行われ、100人の人たちが参加しました。そのときの様子を写真で紹介します。小川候補の決意表明全文も掲載。

 進行役を堀江ひとみ市議が担当し、開会を宣言。 最初に横山茂樹県後援会長が「県内の隅々まで支持を訴えたい」とあいさつでしました。
 新婦人内後援会の佐久間洋子さんは、「乳幼児医療費無料化を国の制度として」という願いを、日本共産党と小川さんの躍進で、と訴え。
 県下44人の地方議員を代表して、西村貴恵子県議が、力強く決意表明しました。
 シンガーソングライターの園田鉄美さんが駆けつけてくれ、2つの詩を熱演し、小川候補を激励してくれました。
 橋本敦参議院議員がかけつけ、国会の模様を具体的に話しながら、日本共産党の役割を詳しく解明。日本共産党の大躍進を、情熱を込めて訴えました。  
 会場にぎっしり詰まった参加者のみなさん。
 小川きみ子候補は、最近の体験に基づき党躍進への確信と決意を表明しました。
 あいさつ全文は、このページの一番下に掲載しています。
 小川候補に激励の花束を渡す、民青同盟の真崎差与子さん。
 深町孝郎県委員長が閉会のあいさつを行い、参院選への決意を述べ、支援を訴えました。
みなさん、こんばんは小川貴美子です。きょうは、お忙しい中を日本共産党と私の事務所開きにご参加いただき、ありがとうございます。
 東京都議選は今、たたかいの最中ですが、参議院選挙まで、いよいよ1カ月をきりました。私も、いっそう気持ちを引き締めて、力の限りがんばりぬく決意です。どうか、みなさんの最後までのご支援を心からお願いいたします。

 「小泉人気で、大変じゃないですか?」と気の毒そうに声をかけてくれる人がいます。しかし、私はかえってチャンスが来たと思っています。小泉人気は、政治を変えてほしいという、期待のあらわれです。日本共産党は、あらゆる点でいまの自民党政治をどう変えるのか対案をしっかりと示しています。だらか、私は国民の期待に一番応えることができる政党だと確信しているんです。
 今の日本の政治と社会は、本当に深刻になっているんじゃないでしょうか。私は先日、西村県議と一緒に児童相談所をお訪ねし、懇談させていただきました。児童虐待などの相談件数は、これまでの二倍以上になっているのに職員は増やされない。こうした中で、専門家の方々は身を粉にして働いておられます。
 私がお訪ねすると、「今の問題は児童だけの、親だけの問題ではありません。きびしい不況の中での社会問題です。そして、まだまだ弱い立場にある女性の問題でもあるんです。」と所長さんは話されました。不況で苦しめられている親たち、女性1人で子育てすることが難しい今の社会…、そういう中で子どもたちが、虐待など人権のない状態に置かれています。本当に、今の政治と社会の行きづまった状況を目の当たりにした想いでした。
「今の政治を変えないとどうしようもないですね」ということが、所長さんと共通の認識になり、激励していただきました。私はあらためて、「今度の選挙でなんとしても頑張ろう」と、決意を固めました。

 昨日は諌早で街頭演説しました。あるところで、おばあちゃんたちが数人で聞いていてくれました。私は、「お年寄りのみなさんから高い保険料と利用料をとる介護保険。しかし十分な介護も受けられないなど、わずかな年金で暮らしておられるお年寄りは今大変です。これまで、ひたすら働き、子どもを生み育て、社会の繁栄に貢献してきたお年寄りを粗末にするような政治でいいのでしょうか」、と、心から訴えました。おばあちゃんたちは涙ぐみ、私の手をにぎり「共産党に頑張ってほしい」と励ましてくれました。
 自民党のすすめる大銀行や大企業の応援ではなく、日本共産党の国民の暮らしを思いやる政策は、多くの人たちの気持ちと共鳴し、必ず支持を広げることができることを実感いています。

 また、同じ諌早で、水害の被害によくあう干拓地の中で、私の演説を聞いてくれていた、おばあさんは、「昔はよく、貝や魚をこの有明海でとったもんだ。早く、昔のような海に戻してほしい」と、つぶやくように言われました。
 今回の選挙で県下の大きな問題は、なんといっても諌早湾干拓問題です。そして日本共産党だけが、水門を開け、干拓工事を中止して、有明海をもとの海にもどそうと、呼びかけています。地元の人たちが心配している防災については、旧堤防の補強などで万全にできることを訴えています。私は何度も、漁民のみなさんの所に足を運び、共に運動してきましたが、一番防災を願っておられる人たちの本音を聞くことができ、本当に嬉しい想いでした。
 今度の参院選で、県民の世論を一つに集め、ムダで有害な事業の典型である諌早湾干拓を中止させようではありませんか。そのために、どうか、日本共産党の私、小川貴美子を国会に送りだしていただきますよう、心からお願い申しあげます。   
 長崎県では被爆地域拡大も切実な問題です。先日深堀で、住民のみなんさんと懇談し、心からの訴えをお聞きました。「一刻も待てない課題」として、この声を国会で取りあげるためにもがんばっていきたいと思います。、

 みなさん、私の信条は、「誰もが人間らしく生きられる社会」をつくることです。 私は子ども時代、とても裕福とはいえない家庭で育ってきました。しかし、貧しい中でも父は日本共産党の一員として、世の中をよくするために頑張っていました。経済力や、性別で、また住んでいる地域などによって、人が差別されたり、粗末にされることは絶対にあってはならないということを、思いながら育ちました。 
 今度の選挙は、21世紀最初の国政選挙です。21世紀こそ自民党政治を終わらせ、「誰もが人として大事にされる」政治をつくりたい。心からの私の思いであり、決意です。
 残された期間、一生懸命、政治信条をいつも心にがんばりぬきます。どうか、最後までの大きなご支援を、日本共産党と私小川貴美子にお寄せいただきますよう、よろしく願い致します。今日はありがとうございました。