有明海ノリ被害問題で農水省に申しいれました     2001年1月23日
農水省に申しいれる日本共産党の代表団  右から二人めが小川さん
24日付「しんぶん赤旗」は一面で報道しました。画面をクリックすると記事が読めます
 23日、日本共産党の福岡、佐賀、長崎、熊本の各県委員会と小沢和秋衆議院議員は、農水省で有明海のノリ被害に関する申し入れを行いました。私も、他県の参院予定候補者のみなさんと一緒にこの申しいれに参加しました。
 この申しいれのなかで私は、先日お聞きした有明町漁協のみなさんの声を元に、「利子付きの融資でなく、無利子・無担保の長期返済可能な融資を緊急に実施して欲しい」と訴えました。
 これに対して農水省側は、「既成の融資制度を利用できるように紹介している」と答弁しました。
 また私は、「農水省は農業や漁業をつぶすのでなく、守り発展させるのが本来の仕事のはずです」と、強く指摘しました。  
 私たちは被害漁民の切実な声にこたえるために、諌早湾干拓工事を中止し干潟を再生させることや、原因調査を急ぎ対策を立てるように、強く要求しまた。しかし、農水省は原因調査については前向きの答弁をしたものの、「諌早湾干拓は防災と農地確保のために続ける」と、従来の答弁を繰り返すばかりでした。
 直接被害を受けた漁民のみなさんの気持ちを思うと、一刻も早い対策が切実です。県民のみなさんと力を合わせ、いっそう運動を強めたいと決意を新たにしました。
                   (1月24日小川きみ子記)