前代未聞!
県議会議場でシュプレヒコール 
党県委員会が議長に緊急申し入れ
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  20日の県議会定例会の終了直後に、自民や公明の県議らがハチマキを締めて、議場で(諌早湾干拓の)「開門反対」などのシュプレヒコールを行ったことについて、21日、日本共産党長崎県委員会は末吉徳光議長に緊急申し入れを行いました。
(写真は気勢を上げる県議ら NHKテレビから)

 山下満昭県委員長と堀江ひとみ県議は、その場で堀江県議が「言論の府である議場でやるべきではないと」抗議し制止したにも関わらず、一部議員がシュプレヒコールを強行したのは、県議会史上初めての蛮行と、指摘。
 
 県議会の規則に背き品位をおとしめる行為であり、傍聴者である県民にはハチマキを着けることを禁止し、「騒ぎ立てないこと」としておきながら、議員自らが議場で気勢を上げるのは、言語道断と厳しく批判しました。

 また、諌早湾の「開門反対」という特定の政治的立場での示威行為を議場で許すなら、あらゆる政治的行為が議場でできるようになり、混乱するのは必至だと強調しました。

 そして、@今回の事態に対して議長として厳重に対処すること、A二度とこのようなことがないような対策をとること、を求めました。

 末吉議長は、「本来なら堀江県議のように、議長として止めなければいけなかったのかも知れない」と述べ、「今日の申し入れはきちんと伝え、各派代表者会議で対応を協議したい」と答えました。