「しんぶん赤旗」2010/11/18
国保の広域化反対の申し入れ
 党議員団
                        申し入れ文はクリック

 日本共産党の長崎県委員会・地方議員団は16日、県に対し「国保の広域化」に反対する申し入れを行いました。
 堀江ひとみ県議と、市町議、市議候補らが参加しました。

 堀江県議らは、国保の広域化に対し、「厳しい国保会計の抜本的解決とはならず、県民により多くの負担を強いることになる広域化等支援方針は策定しないこと」と申し入れました。
 
 市町議らの「12月までに方針化しないと交付金の減額があるために急いでいるのではないか」という疑問に、県は「国保財政運営上のメリットがある」とのべました。

 内田隆英長崎市議は「国保税・国保料の統一化というデメリットがあり、国保料が抑えられた自治体も引き上げられる可能性がある」と指摘。津村国弘長崎市議は市民アンケートで「国保税が高い」という意見が集中していることを示し、「直接住民の声が届くシステムが無くて果たして上手くいくのか」とただしました。

 県は国保の広域化については検討中であるとの姿勢に終始しました。