いま生きる感動をあなたに!
小林多喜二を描く「早春の賦」をぜひご覧下さい

2005年1月18日 午後6時半
長崎市民会館 ホール
入場料 前売り 3500円 
       当日券 4000円

 一九二八年二月、第一回普通選挙に立候補した山本懸三を応援。そのあと田中内閣は左翼勢力に大弾圧を加えた。「三・一五事件」 である。
多喜二は勤務の合間をぬってその不当な弾圧を、小説に書き世論に訴えた。作品「一九二八年三月一五日」は日本中に大きな反響を呼び起こした。
 一九二九年夏、三年ぶりに加代と再会した多喜二は「もう君をはなさない」と約束。加代に強く生きるよう励まし、一緒に上京しようと約束した。
一九三〇年夏『戦旗防衛巡回講演』 で検挙。更に「蟹工船」で不敬罪に問われ、翌年一月まで刑務所生活を送った。出獄した彼は、小樽から母と弟を呼び杉並に居を構えた、加代との結婚を考えての行動だった。しかし、加代は意外にも彼との結婚を拒否した。多喜二の仕事の足手まといになることを恐れたからだった。
一九三二年春、プロレタリア文化連盟は激しい弾圧を受け、逮捕を逃れた多喜二は地下活動をよぎなくされながら次々に作品を発表する。
多喜二の小説や評論を警察への挑戦と受け取った特高は、捕らえたら殺すと予告していた。

 一九三三年冬、
     多喜二は…
        そして母は…
            加代は…
お問い合わせは
早春の賦を観る会
095−821−0832

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演出の米倉さんと懇談会