2010/8/21
共産党員の被爆体験記をより読みやすく

 2010年8月9日、長崎市の平和祈念式典で被爆者を代表して、「平和の誓い」を読み上げたのは、元県議の内田保信さんでした。

  内田さんの核廃絶を願う凛とした声がテレビで中継され、全国から大きな反応が寄せられました。

 「今、長崎の平和祈念式典での被爆者代表・内田保信さんの誓いの言葉を事務所のみんなと聞きました。核兵器廃絶への流れは、誰も押しとどめることは出来ないこと、なんとしても核兵器の廃絶をという熱い思い、強い決意が胸に響きました。内田さんは、日本共産党の元県議だそうです」(奈良県員会)などです。

 また、朝日新聞社は7月30日に、「祈り ナガサキノート2」という文庫本を発行しました。これは朝日新聞の長崎版で若手の記者が被爆体験を聞き取り、それを毎日連載しています。その記事を本にまとめたものです。

 この本人は、元県委員長の大塚一敏さんの記事も掲載されています。この記事に対しても、全国から反応が寄せられています。
 ●大塚さんが青学担当の書記局員だったころ、民青の中央委員会にあいさつに来ていただき、50年問題の生々しいお話を聞いたことがありましたが、被爆のことはほとんど知りませんでした。
 「思い出しているのではない、忘れられないのだ」という最後の言葉が、胸につきささります。
 被爆した方がたの脳裏に焼きついた思いを癒せるのは、核兵器の廃絶を実現することだけです。少なくとも、そのハッキリした道筋がついたと断言できる日を、一日も早くたぐり寄せるようにしなければ、とあらためて思いました。(東京)

 こうしたことにともない、内田さんや大塚さんの被爆体験などを掲載したページへのアクセスが、増えています。しかし、そのページは当時の技術不足で決して読みやすいものではありませんでした。
 そこで、これを機に、読みやすく改良しました。
 興味ある方はぜひ、ご覧ください。→共産党員の被爆体験記目次