世界の動きを学び、党の役割に大きな確信

  日本共産党長崎県委員会は18日、6週間後に迫ったいっせい地方選挙勝利のために、頑張る力を大きくしようと、党中央委員会国際局の神田米造次長を講師に招き、国際問題学習会を開きました。

 神田氏は、発展途上国であった中国・ブラジルが成長した事例をあげ、近年の世界的な金融危機を救ったのは発展途上国と呼ばれる国々だったとのべ、世界には大きな構造変化が起こっていると強調、「一国や軍事力だけでは世界を動かせない」と語りました。

 また、ブラジルで国民の暮らしを正面から応援し、そのことが経済発展につながっていることを、具体的に解明し、菅政権の「大企業優先と米国追随」の姿勢を厳しく批判。こうした古い政治の枠組みが通用しないことは、国際的な流れから見れば、一層ハッキリすると強調しました。

 更に、南米などで現地の共産党が、国民との対話運動を通じて政治を変革している例を示し、いっせい地方選挙に勝利するための3つの課題は益々重要と力説しました。

 講義の後、参加者からは「中国と北朝鮮の関係は?」など、質問があいつぎ神田氏が丁寧に答えました。

 参加者からは「時間を忘れるほど、素晴らしい話し。地方選挙と世界情勢の生きた話しが結合して、大きな説得力でした。新たな活力をもらいました」…などの感想が寄せられました。