2010年地方議員夏季研修会を開く

山口正孝地方議員相談室長

 日本共産党長崎県委員会は、24日から25日にかけて、「2010年夏季地方議員研修会」を、東彼杵郡川棚町の「くじゃく荘」で開きました。

 初日は党中央自治体局の山口正孝議員相談室長が、「地方自治の動向とたたかい」と題して講演しました。

 山口氏は民主党政権下で、民主党固有の否定的政策が地方政治にも現れていると指摘し、「国保の広域化」、後期高齢医療制度にかわる「新制度」などについて、具体的に問題点を解明しました。
 そして、国保などの危機を打開する上で住民のたたかいの重要さを強調しました。

 また、地方議員として産業政策を重視することを呼びかけ、秋田県が実施した「住宅リフォーム制度」や、現地の党の奮闘について紹介しました。

 山下満昭県委員長は、@党創立88周年記念講演を良く学ぶ、A支部と共に要求実現活動に踏み出す、Bいっせい地方選挙の準備をしっかり始める、C北部地区の実践に学び、党勢拡大で前進する…などの提起を行いました。

 23日と24日の討議では、「子宮頸がんの予防ワクチンの実施のめどが立った」(佐々町)、「東長崎地域のバス代の引き下げとな゛、様々な要求実現に力を尽くす」(長崎市)、「選挙で公約した、福祉タクシー券支給を実現した」(南島原市)などの活動が交流されました。

 また、「朝の宣伝を続け街頭宣伝を増やしたい」(時津町)、「自分が増やすだけでなく、今後は支部が主役の党勢拡大に発展させたい」(平戸市)など、選挙勝利めざす活動や党建設についての決意も語られました。
 
 長崎市の牧山隆市議は、「候補者者や1人で頑張る女性議員の話を聞き、初心を忘れず頑張ろうという気持ちになりました」と、研修会の感想を語りました。  

講演会

交流会