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「赤旗」が増やせないと落ち込んでいたが
思いきって踏み出した
川棚町・久保田和恵町議
長崎県川棚町の久保田和恵町議は、「参院選に向けて頑張らねばと思っていても、『赤旗』をすすめることができず、落ち込む一方でした」。そんな久保田さんが全戸訪問にに足を踏み出し、4月30日から6人の日曜版読者を拡大しています。
15日も午前だけで、「赤旗」号外を配りながら、40人以上と対話しました。
町議になって3年目。自身の選挙では思いきって「赤旗」読者を増やしましたが、その後は、購読を訴えられずにいました。「○○議員が○人増やした」というニュースに焦るばかり。
変化のきっかけは、普天間基地移住先として名前が浮上した同県大村市での基地問題学習会に参加したことです。
普天間基地の実態を改めて知り、基地移設に反対する署名を呼びかける全戸訪問を始めました。
議会でこの問題を取り上げようとして「国防の問題」という議長に阻まれたことも闘志を燃やす理由になりました。
「移設なんてとんでもない」と、元自衛隊員を含めほとんどの人が署名します。「沖縄県民大会」の写真が載った号外を渡し、「基地の苦しみはどこに移しても同じ。無条件撤去しかない」と訴えています。
訪問を機に仕事がないことや介護など、深刻な生活相談が寄せられ、「参院選に勝ちたい」思いも強くなりました。
そんなとき、「署名を持って訪ねようか」とためらっていた知人にバッタリ出会いました。「参院選に勝つためにどうしても『赤旗』を読んで欲しい」と話すと、「いいよ」。
元気がわいてきました。以前夫の反対で購読中止になった家を訪ねるとここでも購読。その日のうち4人の日曜版読者を増やしました。
「川棚支部もいっしょに頑張る決意です」。 |