住民の願いにこたえる活動を
        予算議会前に、地方議員研修会


 2月13日、共産党長崎県委員会は地方議員研修会を開きました。間もなく始まる予算議会を前に活動を強めることを目的にしたもので、対馬市を含めて県下から市議、町議が参加しました。

 山下満昭県委員長は情勢をしっかりつかみ、党の役割に確信をもち、総選挙勝利をめざし議会活動を強めようと呼びかけました。
 そして、新たにもうけられた「地方再生対策費」や「自治体財政健全化法」などにどう対応するかなどについて、詳しく報告しました。

 さらに、深町孝郎県革新懇事務局長が長崎「新幹線」の諸問題について、河野龍二長与町議が後期高齢者医療広域連合議会について、それぞれ報告しました。

 各地の議員からは、「道州制の学習会を官も民も開いている」(佐世保市)、「保育所や福祉施設の民営化がすすめられ、労働者と共同した運動を模索している」(南島原市)、「合併によって市の基金はなくなり、莫大な借金だけが残った」(対馬市)など、議会内外の動きが出されました。
 また、「民営化対象の施設に働く人全てにアンケートを実施。その声をもとに議会で追及する」(長崎市)、「後期高齢者医療制度の見直しを求める請願が委員会で採択された」(佐々町)、「高齢者医療で軒並み訪問し、多数の署名を集めた。こうした声を政治に反映させたい」(川棚町)など、住民とともに奮闘する党議員(団)の活動も、紹介されました。

 山下県委員長はまとめで、「議会活動、綱領を語る会、党勢の拡大など、総選挙と地方選の得票目標を実現するために、議員としての力を大いに発揮しよう」と、重ねて強調しました。