県下に広がっています。
党支部主催の「語り合う会」

 全ての党支部が、有権者と日本の前途について語り合おうという、第5回中央委員会総会の提起を受け、支部主催の「語り合う会」が、県下各地に広がってきています。
 その一部を紹介します。

 

◆長崎市・滑石支部
党と議員への信頼深める

 10月27日、長崎市北栄町で、堀江ひとみ県議と中西敦信・長崎市議の議会報告・懇談会を開きました。滑石団地から16人の参加で、政治に対する疑問や怒りの声が次々出され、にぎやかな集いになりました。

 中西市議は、9月議会で老人交通費助成の年齢枠撤廃が来年4月から実現することや一般質問で取り上げたことを報告し、「臨時議会で日本共産党が副議長の職を得たことを大いに生かして、議会の民主的運営を進めていきたい」と決意を述べました。

「大企業いいなりを正せるのは共産党しかいない」と納得

 堀江ひとみ県議が、来年4月から始まる後期高齢者医療制度を「受けられる医療を制限し、負担する保険料は増える制度」と説明すると、会場から「なんでそげんことすると?」と質問が飛び出しました。
 堀江県議は「国の医療費抑制政策のためです。共産党は、財源は何よりも社会保障につかうべきだと考えています。大企業にばかり減税するのではなく、庶民への増税、負担増をやめ、国民のふところを潤してこそ景気回復ができます。後期高齢者医療制度の中止、撤廃のため世論を広げていきたい」と大企業いいなりの異常をただす共産党の綱領路線を語りました。

 報告後は、「嘱託職員は、社会保険に加入しているか?」「アスベストの処分場は?」「介護保険料はどうやって決まるの?」という疑問や「諫早湾干拓事業を見ていると、政治家は何もしないほうがいいと思えてくる」など感想がだされました。議会報告・懇談会後、帰り際に「大企業いいなりをただせるのは、共産党しかない」という人もありました。
 中西市議は、「身近な議会報告と合わせて、共産党の日本改革を語る場を数多く開いていきたい」と語っています。


◆佐世保市 大野支部
大企業優遇政治の転換を

 大野支部は27日、支部主催の議会報告を開きました。山下千秋市議が9月佐世保市議会の特徴と結果を報告し、そのあと懇談しました。

 「後期高齢者医療制度をなくすためにはどうしたらいいのか」「社会保障が切り捨てられているが、財源はどうすればいいのか」などの意見と質問が出されました。

 山下市議は一つひとつていねいに応え、大企業・大資産家への適切な課税と軍事費の削減は、わが党だけしか言えないことだと説明しました。