党を語る力つけて二つの選挙に勝利を
南部地区で県政市政学習開く
 
 日本共産党南部地区委員会(原口敏彦地区委員長)は10日夜、長崎市内で県政と市政についての学習会を行いました。

 最初に山本誠一市議団長が「住民こそ主役のの日本共産党長崎市議団の役割と実績」について報告しました。
 山本団長は、合併選挙で日本共産党が5議席になり、議会内外での役割が飛躍的に大きくなったと強調。わが党だけ予算組み替え案の提案をし、その中でかかげた、高校生の通学定期船代への助成の継続などが実現できたことなどを紹介しました。
 さらに、台風による茂木ビワ被害について、地区委員会、市議団があげて対策に全力をあげ、国会議員団とも連携し貴重な成果をあげ、住民から喜ばれていることについて、「日本共産党だからこそできる活動」と力をこめました。

 中田晋介県議は、大型開発中心の県政によって、予算の使い道がどのように歪められてきたのかについて紹介。新幹線、諌早湾干拓の強行など含む予算に日本共産党以外はみんな賛成している県議会の実態について語りました。
 さらに、日本共産党が県民と共同しながら、少人数学級、乳幼児医療費助成などで県民要求実現に先頭に立ってきたことを、歴史的に紹介し、日本共産党の議席は県民の願いにこたえる議席と強調しました。
 そして、いま県清を揺り動かしている「県庁裏金問題」について、隠そうとする知事の責任は重大。議会も100条調査委員会を設置して究明すべきと訴えました。

 参加者からは、裏金問題やいじめ問題などで質問があり、中田、山本の両氏がそれぞれ回答しました。

 原口敏彦地区委員長がまとめの発言を行い、「今日の学習会を力にして、日本共産党を語り支持を広げる活動を大きく飛躍させよう」と呼びかけました。