憲法改悪反対の運動を強め、広げようと
活動を交流し、憲法を学ぶ集会を開きました
2005年6月4日、日本共産党長崎県委員会は憲法改悪反対の運動を強め広げようと、諫早市で集会を開きました。予想を上回る160人以上が参加し、用意した資料が足りなくなるなど、盛況でした。
最初に、県下の党支部の代表6人が発言。地域や職場の中で「9条の会」をつくり広げるために頑張っているようすを詳しく報告しました。
どの地域でも、政治的立場や宗教の違いを越えて、幅広い人たちが「憲法守れ」の一点で共同しているようすが、生き生きと紹介されました。
学習会の講師は、党中央委員会・政策委員会外交部長の松竹伸幸さん。長崎県の旧崎戸町生まれです。
松竹さんは、今の憲法をめぐる焦点は「自衛隊に反対か賛成か」ではなく、「海外で戦争する国にするのかどうか」だと強調。幅広い人たちとの共同を呼びかけました。
そして今は9条が世界で輝いているとして、猪口邦子上智大教授の国会での証言などを紹介。9条が世界の女性と子どもの命を救っていること、世界の紛争を解決する力をもっていることなどを、具体的に解明しました。
最後に、9条を堅持してこそ世界の国々と心がふれあう外交が保障できるとして、改憲運動のねらいや策動を厳しく批判しました。
松竹さんの話を聞きながら、目頭を押さえる人の姿も目立ち、憲法について大いに確信が深まった学習会となりました。
集会の最後に山下満昭県委員長が、今日の交流と学習を力に、県下に運動を大きく広げようと呼びかけました。
集会後は松竹さんの本、「9条が世界を変える」のサインセールが行われ、買い求める人が長い列をつくっていました。
ユーモアを交えながら語る松竹さん
報告する長与町の河野町議