2月27日投票の五島市議選挙で、日本共産党の向原安男氏、橋本憲治氏、江川美津子氏の3人がそろって当選。新しい合併自治体で議案堤案権を獲得しました。今回の選挙は定数26を43人で争うという、まさに大混戦。その中で、得票は2788票(得票率8.7%)、昨年の参院比例1382票を倍加しました。
五島市では昨年来、91人という巨大議会の解散をもとめる住民の運動が起こり、議員団はその先頭で奮闘。住民投票で議会解散が決まり、今回の選挙のなったものです。
党は3人の候補者を先頭にして、@豊かな実績に見られるように市民の暮らしに役立つ議席A行政のチェック役…など五島市における党の議席の意義を繰り返し訴えました。さらに周辺の町ごとの民報をつくり、「地域の願いを届ける共産党へ」と支持を呼びかけました。こうした訴えに、ある旧町では党の候補者に「地域を寂れさせないで」と拝む姿も見られるほどでした。終盤に流布された「共産党の3人は大丈夫」という他陣営の攻撃には五島民報で、「政策を語らない人たちの常套手段の共産党落としです」と反撃しました。
この間、一候補者当たり千数百の後援会ニュースを議会ごとに、届けてきたことも選挙勝利に大きな役割を果たしました。ニュースを見て、支援の輪が大きく広がりました。 さらに、「しんぶん赤旗」読者の有権者比が合併しても2.6%と県下の10市の中ではトップです。こうした日常的な党づくりの努力が勝利の土台になっています。
合併後の初めての五島市議選
比例得票を倍加し3人全員当選
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