長崎市と周辺六町の合併(一月四日)にともなう、旧町を選挙区とする定数一の市議選挙が三十 日告示・二月六日投票で実施されます。
日本共産党は香焼町から津村国弘前町議団長、伊王島町から内田隆英前町議団長をたて、必ず議 席を獲得しようと全力をあげています。
香焼町では、保守系候補と創価学会員の候補が「二人出ると共産党に勝てない」と、創価学会員 の前議員に候補者を一本化し、必死です。
■一対一の選挙に勝利するためには、全有権者規模の宣伝と、対話・支持拡大が不可欠と、現地の党組織は津村候補を先頭に全町民を対象にした宣伝、対話に力を入れています。「党勢を前進させて選挙を」「全支部と党員の力を引き出そう」と特別に力を入れています。
県、地区委員会も援助に入り、活動に参加できていない党員を訪問し三十人と対話しました。「離党している」という人でも、津村候補の勝利と党の前進を願っていることが分かり、ほとんどの人が選挙への協力を約束してくれました。一人は党費を納めることを約束し、二人は「しんぶん赤旗」日曜版を読むことになりました。
こうした努力の結果、二十三日に開いた「市議会に送るつどい」には党の集会としては十数年ぶりに三桁を超す百三十人が参加。支援する町民の一人は、「憲法改悪止めよというメッセージを香焼から全国に発信するためにも、どうしても勝ち抜きたい」と、熱い思いを語りました。
前回選挙時からの読者の後退を回復しようと、支持を約束してくれた人に働きかけ九人に読者になってもらいました。入党の呼びかけも二人にしました。「任期中に一般質問ゼロ回の候補に負けられない」。党と後援会は寒風の中、力をつくしています。
■伊王島では、合併で四日から町の補助がなくなり、「住民の足」である交通船の運賃が値上がりしました。対立候補の前議長は合併協議の一員として補助金削減を容認。十二月議会では、選挙に出るもう一人の前町議は、共産党が提出した「交通船への補助継続を求める決議案」に反対し、否決しました。
島では、「自分たちの思いを届けることができるのは共産党の内田さんだけ」の思いが広がり、クリスチャンの元議長、宗教者、無所属の前町議らが次々に立場を越えて支持表明しています。内田候補の同級生たちも「内田君を市議に」と支援の輪を広げています。
三百八十戸の町で、後援会ニュースを八割の世帯に届けています。
合併にともなう自治体職員の転勤などで激減し三ケタ割った「赤旗」読者を回復しなければ勝利 できないと、候補者と支部は、支援を約束してくれた人に購読を訴え、二十、二十一の両日で十四
人の読者を拡大し、一気に三ケタ読者を回復しました。二日でこれだけの拡大は二十数年ぶりです。
「ここまで来たら必ず勝つ」と、支部と内田候補はフル回転です。
「定数1の選挙でも勝ちたい」
長崎市の増員選挙に勝利しようと全力尽くす、香焼と伊王島「しんぶん赤旗」2005/1/27 学習党活動版