2004年11月28日、日本共産党長崎県委員会は諫早市内で、第23回党大会第2回県党会議を開きました。県党会議は、一年に1回開くことになっており、長崎県党の一年間の方針を決め、県の役員を選出したりします。
会議では田村貴昭衆院ブロック比例候補があいさつ。国民いじめの小泉政治を告発して、衆議院が解散になってもいいように、いつもエンジンをかけながらがんばりたいと、決意を語りました。
山下満昭県委員長は、くらしや教育の予算は削りながら、諌早湾干拓、本明川ダムなど推進する金子県政を、「相変わらず大型開発中心」と厳しく批判。諌早湾干拓や本明川ダムの中止を要求するとともに、県民の暮らしや教育を守る運動を強めようと呼びかけました。
そして、二大政党制づくりに対抗して、長崎県党の実力をつけることが求められているとして、「しんぶん赤旗」読者と党員を増やすことにとりくもうと、訴えました。
さらに、来年(2005年)一月から連続して行われる、合併自治体での選挙に勝利することが大事と指摘。立候補する候補者が全員当選するように奮闘しようと強調しました。
県下から参加した代議員のうち、22人が発言。諌早湾干拓中止の運動や核廃絶の運動、憲法と平和を守る活動、農業分野での党のたたかいなどが生き生きと紹介されました。
また、常に党の実力をつけることを心がけて活動し、読者数十人と党員11人を増やした女性議員の発言に、大きな拍手が送られました。
さらに、議員、学生、職場などでがんばる4人の青年党員も発言。若者の中での活動を強めようとこもごも訴え、拍手に包まれました。
討論を経て、二大政党づくりに抗して新たな政治の軸をつくることをめざす、「2005年長崎県党の総合計画」を全会一致で採択しました。
党会議では38人の新役員を選出。第1回県委員会総会が開かれ、 山下満昭県委員長、吉田直弘副委員長、石川悟書記長ら三役と県常任委員5人を再任しました。
あいさつする田村貴昭衆院比例候補
被爆写真をかかげて、核廃絶運動の強化を呼びかける被爆者の党員
諌早湾干拓中止や核廃絶、憲法と平和守る運動に力つくし
実力ある党をつくろうと決意
…第2回県党会議を開き、2005年の総合計画を決定…