「タクシーでは生活できん」「年金法はでたらめ」と怒り
「共産党がんばれ」と、労働者からの電話が少なくない今回の選挙。
長崎市の日本共産党タクシー労働者後援会は二十六日夜、同市内の繁華街で客待ち中のタクシー労働者一人ひとりに、法定一号ビラを手渡して対話し、日本共産党への支持を訴えました。
夜九時過ぎ。空車のタクシーが三台、五台と並び、その数がみるみる増えていきます。運転手に声をかけビラを渡すと、ほとんどが受け取ってくれ、その場で開いて読んでいる人もいます。
元タクシー労働者の後援会員・吉田敏雄さんが、「規制緩和で台数が増やされ、不況で利用客は減る一方、しわ寄せはみんな運転手に。政治の転換にはやっぱり共産党の躍進が必要」と訴えると、「その通りだね」の声も返ってきます。
どの運転手も、「賃金は二割から三割減、タクシーじゃ生活できんですよ」と共通しています。 「年金?。今度の年金法はでたらめ、本当に腹がたつ」「自民党も民主党も国民から取ることしか考えとらん。将来の年金もどんどん減って不安ですよ」とトーンがあがり、何人からも怒りの声が出されました。
同後援会では、「一人づつ対話できてよかった。共産党への期待も感じた」と確認、運転手が変わる勤務帯でも行動することを決めました。