県道畝刈線旧道(滑石峠経由)の整備等に関する要望書
2002年5月21日
長崎県知事 金子原二郎様
日本共産党長崎県南部地区委員会滑石支部
日本共産党 滑石後援会
謹啓
新緑の候ますますご清祥のこととお慶びj申し上げます。さて、標記の件について次の通り要望いたします。よろしくご検討の上、善処くださいますようお願いいたします。
1 県道畝刈線旧道(滑石峠経由)の整備について
畝刈線旧道は、昭和44年(1969年)、滑石トンネルの開通・供与開始後も引き続き近隣住民の生活道路や散策路として、あるいは鳴鼓岳への登山道路として山歩きの愛好者はもとより、小・中学校の遠足などでも使われてきました.とりわけ、「あぐりの丘」開設後はハイキングコースとしても人気を集めています.しかし、現状のままでは、事故発生の恐れがある危険な個所も散見されます.ハイキングコースとして、安心して通行できるよう早急に整備してください.
2 滑石トンネルの補修・整備について
滑石トンネルは、各所に水漏れがあり、しかも光熱費の節約のためか、常時3分の1程度の電灯が点灯されていないため、トンネル内は暗く、歩道がりようし辛くなっています。よって、滑石トンネルの補修・整備について速やかに対処してください.
3 「県民の森」へのバス運行について
「県民の森」への定期バスは、一日に一往復運行されていましたが、4月8日から廃止され、30人以上の利用者がなければバスを運行してもらえなくなりました.
「県民の森」へ行きたくても、車を持たない人は行けなくなったといっても過言ではありません.
これでは県民誰もが利用しやすく、公平を期すべき公務サービスという点でも問題がありますが、なによりも「県民の森」の設置目的そのものが問われることになります.いろいろ事情はあるかと思いますが、兼営バスの運行も視野に入れ、バスを利用して「県民の森」へ行けるよう適切な措置を講じてください.
謹白
*この要望書提出後、 「県民の森」行きバスは、長崎バスが3月から11月まで日祝日のみ運行(片道640円)していることが判明しました。
住民の安全と足の確保めざし
長崎市の滑石支部と後援会が県に申し入れ
党の支部は住民要求実現のため、市町村だけでなく県当局にも直接申し入れを行います。
5月21日、日本共産党滑石支部と後援会は、@県道畝刈線滑石トンネルの照明問題 A同県道畝刈線旧道(滑石峠経由)を、ハイキングコースとして整備を、B「県民の森」へのバス運行についてなどを、中田晋介県会議員とともに長崎県に申しいれました。