日本共産党は2001年
秋から、「党員と読者拡大の大運動」に取り組んでいます。長崎県でも、強くて大きな党をつくろうと、県下各地でがんばっています。この運動の中でも重要な役割を果たすのが、党の支部を日常的に援助、指導する県や地区役員のみなさんです。
そこで、2002年3月3日、県下の役員のみなさんに集まってもらい、その活動の経験交流会を開きました。
「ともかく今、共産党への反応がすごい」というのが、まずみなさんの実感でした。「宣伝カーで回っていると、選挙の時以上の声援がある。一生懸命応援してくれる」という長崎市の役員。佐世
保市の役員は、「ムネオハウスは共産党の大ヒット。どうしてあんな文書が手にはいるのか」と市民から次々に聞かれるといいます。
諫早市が中心の中部地区委員会。そこの地区委員長の石丸完治さんは、「1月、2月と続けて青年が入党した。最初は『青年を党に迎えるのは難しい』という気分もあったが、実際に話してみると青年が共産党を受け入れてくれるのがわかった。青
年党員を増やすことができると、確信になってきた」と発言しました。
また、新しく党に入った人が新鮮な力を発揮しています。長崎市郊外の支部に最近入党したAさん。毎週の支部会議に参加し、地域の問題を話し合い、学習し、「非常に勉強になる」そうです。このAさんは、知人の自民党員に、「自民党は会議をするのか」とたずねたそうです。するとその自民党員は、「会議は全くない。選挙の時金を取られるぐらいだ」と答えたそうです。Aさんは、「共産党に入ってよかった。自分も成長できる」と、元気です。
また、別の支部にごく最近入党した女性のBさん。歓迎会に参加し、「くらい世の中で、こんなに心の底から笑ったのは久しぶりです。こんなに明るい、共産党は素晴らしいと思います」と発言し、先輩党員たちも感動していました。
いくら世間から共産党が注目されていても、自然に共産党員が増えたり、「しんぶん赤旗」が増えるわけではありません。共産党の支持者もだまって増えるものではありません。日本共産党独自の努力がないと
、強くて大きな党はできません。
「支部に入っていき、支部の人たちの気持ちをしっかり聞いて、親身に援助すれば、必ず支部は変わる。まず、ポスターを張りだそうとなった」、「たとえ、最初は参加者が少なくても、支部会議を毎週開き続けることが大事と『開眼』した。そうしたら、これまで会議を開けなかった支部が、党員も増やそう、住民運動にも取り組もうと変わった」などなど…、貴重な実践例が次々に出された「経験交流会」。
参加者は、互いの発言からよく学び、学んだことを明日からの活動に生かす決意を胸に、帰路につきました。