ＳＮＳがきっかけで選挙ボランティア

　「憲法を改悪されたら２人の息子が徴兵されるのではないかと恐怖です。絶対阻止したい」と、初めて共産党の選挙ボランティアとして頑張っている秋山理沙さん（仮名・４７）。時間を見つけては長崎市の内田隆英・衆院長崎１区候補の選挙事務所を訪れています。

　ＷＥＢ制作の勉強をしたことがある秋山さんは、内田候補のＳＮＳのバナーを制作し、毎日更新するＳＮＳ担当。「内田さんの投稿への『いいね』やリツイートがすこしずつ増えています」と笑顔で語ります。

　かつては政治にはそれほど関心がなかったという秋山さん。ここ２〜３年ＳＮＳに流れてくる発信を見て、色んな党の特色や良い所悪い所が分かり始め政治に興味を持つように。その中で一番まともなことを言って行動しているのが共産党だと思い始めたといいます。８月に長崎であった演説会で田村智子委員長の話を聞き「自分でも何か動きたい」と事務所に連絡をしました。

　個人事業主として登録していた時期もあったという秋山さんは「インボイス制度がとても気になっていた。個人事業主だけでなく中小零細企業にも重くのしかかってくる問題で、それによって仕事をなくす人も出てくる。共産党はそのことを具体的に報道し反対していた」と述べ、「国会での質疑を見ていても、他党の議員と全然違う。すごく勉強されている方達なんだというのが良くわかる」と話します。

　「石破茂首相が『核共有』などと言っているが、そういうことがすぐそこまできてしまっているのではないか。この選挙で共産党の議席が増えてほしい」