「しんぶん赤旗」2024/1/10

長崎市の新牧野町で「鬼火焼き」

 「バスチャン屋敷」など隠れキリシタンの史跡で知られる長崎市新牧野町。7日、コロナ禍で中止されていた「鬼火焼き」が4年ぶりに行われました。

 地元の人たちは「オンノホネ」と呼び、公民館の広場には、切り出した木々と各家庭からの門松や昨年の破魔矢などが積み上げられました。辰年生まれの数人がたいまつで同時に点火。炎が勢いよく舞い上がり、集まった住民からは歓声が上がりました。

 火が弱まると周りを囲み、大釜で炊き上がった豚汁とぜんざいを食べながら、今年の抱負などを楽しそうに語らい会っていました。

(山下満昭通信員)