長崎市内で学生向け食料支援活動「０円いちば」

　学生向け食料支援活動「０円いちば」が２１日、長崎市の長崎大学近くに会場を設け開催されました。日本民主青年同盟長崎県委員会を中心に取り組み、１４回目の開催です。

　約４０人の学生が来場。米や野菜、缶詰、パスタなどを持ち帰りました。「野菜が値上がりして大変だったので、野菜をもらえて嬉しい」「とっても助かります」など、学生から喜びの声があがりました。

　来場した学生向けにアンケートを実施。アンケートには、「物価高騰が続いていて大変。なんとかして欲しい」「長崎県内の最低賃金は低い。最賃を引き上げて欲しい」といった声が多く寄せられ、学生が深刻な生活実態におかれていることがわかりました。

　同盟員からは、「物価高騰や最低賃金、学費、奨学金に対して改善を求める声が多く寄せられた。民青として、改めて実態調査を実施して、結果をもとに運動を展開していきたい」と感想が出されました。