「しんぶん赤旗」2024/11/28

長崎原水協が署名活動

 長崎原水協は26日、長崎市の繁華街で「日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名」に取り組みました。帰宅途中の高校生など、1時間で109人が署名しました。

 新婦人や民医連、民青同盟、「長崎のうたごえ協議会」などから16人が参加。クリスマスツリーが飾られたアーケード街に「日本被団協ノーベル平和賞受賞」「日本政府は核兵器禁止条約に参加を」と書かれたのぼりを掲げ、協力を呼びかけました。

 26歳の女性は「祖父母が戦争を経験しており、原爆手帳を持っている親戚もいる」と語りサインしました。

 高校1年の生徒2人は「核兵器はいらないし、日本政府も禁止条約に入った方がいいと思って」と署名。「遠い国で起こっている戦争で人々が苦しまないですむように、早く終わって欲しい」と語る高校生もいました。

 高校3年の生徒7人が次々と署名し、そのうちの一人は「自分たちは普通に生活しているが、世界の中には苦しんでいる人たちがいるのが本当に辛い。将来、自分もこういう活動をして核兵器を廃絶するためにがんばりたい」と話しました。