共産党に期待します
▽母親の胎内で被爆した小林須奈子さん

　原爆が投下された８月９日、私は被爆地域と認められていない長崎市茂木町（爆心地から約８・５�`）に暮らしていた母親のお腹の中にいました。「被爆体験者」の胎児ということで、被爆者健康手帳はもちろん、「被爆体験者精神医療受給者証」も交付されません。

　共産党とのおつきあいは、山本誠一市議（当時）との出会いがきっかけです。固定資産税の支払いについて困っていたところ偶然、市役所で出会った山本さんが相談に乗ってくれました。

　その後、「被爆体験者精神医療受給者証」がもらえないものかと山本さんと「長崎被爆地域拡大協議会」の池山道夫さん（現会長）に同席してもらい市役所で申請しましたが、胎児は認められないと却下されました。

　政府は「被爆体験者」の医療費助成の対象範囲を拡大すると言っているそうですが、医療受給者証がもらえたら嬉しいし助かります。

　茂木は漁師町で私も時々、三輪車で魚を運んで売っていますが、昔ほど魚が取れず漁師の生活は苦しい状況です。自民党の政治は大金持ちには良いが庶民には辛い。大金持ちの溜め込み金に税金をかけてそこから取るべきだと息子たちが言いますがその通りです。庶民が暮らしやすく人間らしい生活ができるようにしてほしい。

　他党の方も訪ねてきますが「私は共産党と心に決めています」ときっぱり断っています。自民党には絶対いれません。共産党に頑張ってもらわんば。