「しんぶん赤旗」2024/10/18

共産党に期待します
15回民主文学新人賞受賞田本真啓さん

 長崎県の離島、新上五島町に母親と暮らしながら小説を執筆しています。2018年には第15回民主文学新人賞をいただきました。離島に住んでいると国政が遠いなと感じます。

 自民党の裏金問題などを見て母親が「何を信じていいのかわからん」と言いましたが、これがリアルな声かな。国民に政治家を信じさせてほしい。クリーンでいてほしい。

 そう言う意味では共産党にとても期待しています。企業・団体献金や政党助成金をもらっていないところもすごいじゃないですか。党員の人は普通のことのようにいいますが、シンプルにすごいことだと思います。

 「野党が元気になってもらわないと」との思いがあって野党共闘をめちゃ推していました。共産党は野党の勝利のために前回は自分たちの候補者を降ろしましたよね。かっこいいと思うしそこが推せるところです。

 政党の中で一番信頼できるのは共産党じゃないかと思います。政党はある一定の歴史がないと任せるのはきついと思う。102年の歴史を持つ共産党はそこが魅力になるのではないでしょうか。

 先日、民主文学長崎支部の「若い世代の文学カフェ」で民青同盟の若者と文学や政治の話をしました。彼らには励まされたし、希望を感じています。