しんぶん「赤旗」2025/10/5

「いのちまもるてつばし行動」

 国に対して医療・福祉・介護の予算を増やせと求める「いのちまもるてつばし行動」が25日、長崎市の繁華街そばの鉄橋(てつばし)で行われました。長崎県社会保障推進協議会の主催です。

 約50人が参加。県保険医協会の常任理事で歯科医師の渡邊芳明氏は「長崎県の歯科医師の高齢化は全国1位で医師も減少している。国は最後を自宅でと訪問介護を求めているが、長崎の歯科の現状は厳しいものがある」と訴えました。

新日本婦人の会の吉田明香さんは、子ども医療費助成事業について、国は窓口負担をゼロにしている自治体に、補助を減らすと通知を出していると告発。「国のやり方に歯止めをかけ頑張っている自治体を励まし、さらに広げていく取り組みを進めていこう」と呼びかけました。

 社保協事務局から政府の強硬手段を許さず現行の保険証は必要だとの声をあげ共に頑張っていこうとの訴えがありました。集会アピールを採択し、デモ行進しました。