「しんぶん赤旗」2024/10/5

「ひとり宣伝」で頑張る清家さん

 解散、総選挙が迫る中、長崎県佐世保市の清家克子さん(86)は「今の政治の状況には頭にくる。何かせんばいられない」と9月末から自宅付近でプラスターを持って朝から15分間、週に4日、「ひとり宣伝」をしています。

中央支部は支部会議で「総選挙勝利を正面にすえた活動」に切り替えることを確認。腰が痛くて支部の仲間と一緒に思うような行動ができないと考えた清家さんは、7月の都知事選挙で「ひとり宣伝」がやられていたことを思い出し、「これならできる」と一人でスタンディングを始めました。

 自宅前の道路は通勤などの車がいっぱい通り、15分間で181台通った日もあります。清家さんは1台1台に頭を下げ、ニコッと笑顔でアピールしています。中には清家さんを見て頭を下げてくれるドライバーもいるといい、散歩している人にも声をかけます。

 プラスターは田村智子委員長のポスターです。「タムトモさんと2人で立っている気分です。今、国民の中には自公政治に対する不満があふれている。とにかく共産党を知ってもらわないと」と力が入ります。「15分間ですが体力はいるんですよ」と言いながら、今日も「ひとり宣伝」頑張っています。