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「しんぶん赤旗」2024/11/13 |
長崎被災協が被爆者の折った折り鶴募集 |
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長崎原爆被災者協議会は、12月10日にノルウェーのオスロで開かれるノーベル平和賞の授賞式に向けて、被爆者が折った折り鶴を募集しています。 授賞式には被災協から田中重光会長と横山照子副会長が出席。この機会に、核廃絶の声を現地オスロで広げようと被爆者のスピーチなどを掲載し、被爆者が折った折り鶴をつけたリーフレットを制作中です。これは、長崎被災協が被爆80年に向け取り組んでいる「世界広報」プロジェクトの一環でもあります。 リーフレットには、被爆者が「二度と自分たちのような被爆者をつくらないでほしい」と一生をかけて核兵器廃絶を訴えてきたことを知ってもらおうと、被爆者運動に力を尽くし道半ばで亡くなった、渡辺千恵子さん、山口仙二さん、谷口稜曄(すみてる)さんのスピーチの抜粋などを掲載。文章はすべて英語にします。 田中会長や横山副会長がオスロで出会った人たちに手渡す予定で、核兵器廃絶に積極的に取り組む人を増やすのが目的です。 リーフレットにはポケットを付けて被爆者が折った折り鶴を入れて渡します。協力できる被爆者の方は、11月29日までに折り鶴を被災協まで届けてほしいとしています。 問い合わせ090(7736)1765プロジェクトボランティア 畠山博幸さんまで。 |
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