「しんぶん赤旗」2024/10/4

長崎大学前で学費問題宣伝

 日本共産党長崎県委員会と日本民主青年同盟県委員会は2日、党中央委員会が呼びかけた全国いっせい学園前宣伝に取り組みました。

長崎市の長崎大学門前で内田隆英・衆院長崎1区候補が「高額費が奪う『自由な時間』を学生の手に取り戻そう」と訴えました。

民青同盟と共産党県委員会から5人が参加。内田候補は「大学を卒業しても奨学金という借金を抱え、すぐに返済が待っている。若い人が学費を気にせず、自由に学べる時間を確保し、趣味も楽しめるそんな政治が必要だ」と訴えました。

さらに「軍拡に予算をつぎ込むのではなく、返済のいらない奨学金や学費半額を実現し、若者が思うように学べる教育制度の充実を」と呼びかけました。

民青同盟の吉村ゆう副委員長は「私たちが対話してきた学生の大半は、連日連夜アルバイトに追われ、多大な苦労をはらって大学に通っている」と実態を告発しました。

この日、民青同盟に加盟したばかりの女性(18)も参加。通っていた私立高校を病気のため留年することになったが学費を払うことができず退学した経緯を語り、「返済の必要のない奨学金制度が必要だと思う」と話しました。

手を振って激励する人や、引き返してきてビラを受け取る学生もいました。