「しんぶん赤旗」2023/12/12

憲法共同センターなど3団体が集会とデモ

 「憲法改悪阻止長崎県共同センター」と「長崎県平和運動センター」「言論の自由と知る権利を守る長崎市民の会」の3団体は9日、長崎市内で「ガザ・イスラエルに平和を!」と訴える市民集会を開きました。

 集会に参加した約150人は「ガザへの攻撃ただちにやめろ」「子どもを殺すな」などのプラカードを手にアピールしました。

 リレートークで、憲法共同センターの山下優子さんが「日本政府は、今こそアメリカに追従するのではなく、即時停戦へ最大の努力を尽くすべきだ」と訴えました。

 「長崎のうたごえ協議会」の演奏にのせて、休日で賑わうアーケード街をデモ行進。繁華街そばの「鉄橋」で終結集会をしました。

 日本共産党、社民党、立憲民主党の代表が発言。共産党から内田隆英衆院長崎1区候補が「ロシアもイスラエルも核保有国。どちらの国も核の威嚇をするな。日本政府は、核兵器禁止条約に参加しろと強く求めていこう」と訴えました。

 立憲民主党の山田勝彦衆院議員が「国会でガザ地区の即時停戦の決議をあげるよう一緒に声を上げていこう」と呼びかけました。

 初めて集会・デモに参加した高校生(18)は「音楽とともに歩いて、こんなデモだったらこれからも参加したい」と語りました。