「しんぶん赤旗」2023/10/11

衆院長崎4区補選が告示 末次氏を党県委自主支援

 現職議員の死去に伴う衆院長崎4区の補欠選挙が10日告示(22日投票)され、日本共産党長崎県委員会が自主的に支援する、立憲民主党の衆院議員だった(立候補に伴い失職)末次精一氏(60)=社民党推薦、国民民主県連支援=が佐世保市内で第一声を上げました。

 今回の選挙は、自民党の新人で元会社員の金子容三氏(40)=公明推薦=との与野党対決の一騎打ちです。5日告示の参院徳島・高知補選と同日の投開票で、日本共産党も末次氏の勝利に全力をあげています。 

 末次氏は「今の利権政治、特定の人を大事にする時代遅れの政治を終わらせ、生活者本位の政治を始めなければいけない」と述べ、「そういう強い思いを持って今回、議員を辞職して立候補を決意した」と訴えました。

 末次氏は、この選挙は、これからの岸田政権の行く末を左右する選挙だと強調し、「争点は増税する政治か本当に減税する政治か、それを選択する選挙だ。この地域の政治を変え、毎日一生懸命働く人たちの努力が報われるそういった地域にしていきたい」と力説し支援を訴えました。

 立憲民主党の泉健太代表が駆け付けました。