「しんぶん赤旗」2023/10/24

衆院長崎4区補選 末次氏 善戦も及ばず

 自民党現職の死去に伴う衆院長崎4区補選は、22日投開票され、日本共産党が自主的に支援した立憲民主党前職の末次精一氏(60)(社民党推薦、国民民主党県連支援)は善戦しましたが及びませんでした。当選は自民党の金子容三氏(40)=新=。

 開票後の記者会見で末次氏は、野党共闘について「手ごたえはあった」と明言。「前回と比較しても支援者一人ひとりの思いが熱かった」と選挙戦を振り返り、公約した「生活者に寄り添った政治」の実現に意気込みを示しました。 

 選挙戦で末次氏は、岸田政権の物価高対策を批判。インボイス制度廃止、核兵器禁止条約への参加、カジノ・IR誘致反対、石木ダム強制収用の反対などの公約を打ち出して、自民党地盤の厚い地域で自民党候補を激しく追い上げました。

 開票結果は次の通りです。

当金子 容三40自新 53915
 末次 精一60立前 46899

  (投票率42・19%)