「しんぶん赤旗」2023/4/12

佐世保市議選争点と様相

 石木ダム建設事業やカジノ誘致などが問われる16日告示(23日投票)の長崎県佐世保市議選(定数33)で、日本共産党は小田のりあき候補(42)=現=が2期目をめざします。40数人が立候補する見通しで多数激戦です。

 里山の自然を破壊し、13世帯約50人の住民を追い出して建設しようとしている石木ダム。小田候補は、繰り返し建設中止を求めてきました。県と市が「ハウステンボス」に誘致を狙うカジノを中核とする統合型リゾート施設(IR)については「カジノは賭博。中止以外にない」ときっぱり主張。市議会でカジノに反対しているのは小田候補だけです。

 繰り返し求めてきた子ども医療費助成は県が4月から18歳までに拡大。さらに一部負担金をなくし、「学校給食費無償」「子どもの国保税・均等割廃止」の「子育て支援三つのゼロ」の実現に全力をあげます。

 佐世保市は、陸・海自衛隊、相ノ浦駐屯地の水陸機動団と米軍基地を抱える基地の街。岸田政権が推し進める大軍拡に「佐世保の自衛隊員を戦場に送ってはならない」と訴えています。