「しんぶん赤旗」2023/3/21

石木、諫干、カジノではなく、市民の声を聞く議員を

石木ダム建設、諫早湾干拓、カジノ誘致の「三大悪政を強引に進める議員ではなく、市民・県民の声を聞く議員を選ぼう」と日、長崎市の「鉄橋」で市民団体が道行く人に「選挙に行こう」と呼びかけ、宣伝しました。

 呼びかけたのは「いしきを学ぶ会」「『よみがえれ!有明海訴訟』を支援する長崎の会」「ストップカジノ!長崎県民ネットワーク」の3団体。「選挙で変えよう」「いらんばいカジノ」などの横断幕やプラカードを持ちアピールしました。

「諫早湾の干潟を守る諫早地区共同センター」の大島弘三事務局長は「今、有明海ではノリは捕れず、タイラギも沢山の魚も捕れなくなった。有明海は死んでしまった」と窮状を訴えました。

「ストップカジノ県民ネット」の朝長万左男共同代表は「カジノでは、資金調達先のひとつ『クレディ・スミス』が破綻寸前。それでも長崎は事業を展開しようとしている」と批判。「県議会でどの議員がカジノに反対しているのか。よく見てほしい」と語りました。

 宣伝に参加した日本共産党の堀江ひとみ県議は「知事は県民を大事にすると言いながら、石木ダムの工事現場で、毎日座り込みをしている地元住民の気持ちを踏みにじっている」と指摘。「議会できちんとモノが言える議員を増やしてほしい」と訴えました。