「しんぶん赤旗」2023/6/1

ながさき紫陽花(おたくさ)

 「ながさき紫陽花(おたくさ)まつり」 が5月下旬から6月中旬にかけて、長崎市のシーボルト記念館、中島川公園、出島、グラバー園などで開かれています。

 「おたくさまつり」というのは、江戸時代後期に来日し長崎・出島のオランダ商館医となったドイツ人医師・シーボルトが、お気に入りの花だったアジサイを妻「滝」の呼び名「オタクサ(おたきさん)」から名付けて海外に紹介したことにちなんだもの。

 約20種類、色とりどりのアジサイが訪れる人たちの目を楽しませています。アジサイは長崎市の「市花」としても市民に親しまれています。