「しんぶん赤旗」2023/8/26

「原発ゼロをめざす長崎連絡会」抗議の声明とスタンディング

 東京電力福島第1原発事故で発生した汚染水の海洋放出が強行された24日、「原発ゼロをめざす長崎連絡会」は、抗議声明を発表しました。25日には長崎市役所前で抗議のスタンディングを行い、31人が参加しました。

「福島原発ALPS処理水の海洋放出やめろ!」と書かれた横断幕やプラカードを掲げ市民にアピールしました。

連絡会事務局の里正善さんは「政府は、専門家の声を聞き、海洋放出に頼らない対策を取るべきです」との連絡会の抗議声明を読み上げ、「汚染水をいくら薄めても、魚介類の体内で濃縮される可能性があり、政府は非常に危険な方法を東電にやらせている。全国の運動と連帯し、ただちに色んな方法でやめさせることが重要だ」と訴えました。

最後に「アルプス処理水の海洋放出やめろ」と全員で声を上げました。

行動には日本共産党の内田隆英衆院長崎1区候補と長崎市議団が参加しました。

同連絡会では27日にも市内鉄橋で抗議行動をする予定です。