長崎で学生向け食料支援活動「０円いちば」

学生向け食料支援活動「０円いちば」が２０日、長崎市の長崎大学近くの会場で開催されました。日本民主青年同盟長崎県委員会を中心に取り組み、１３回目の開催。同盟員などがスタッフとして参加し、食糧支援を受けようと早めに来場した学生も準備を手伝いました。

　４０人の学生が来場。米や缶詰、パスタなどを持ち帰りました。「食品が値上がりしているのでありがたいです」「通りかかったので来ましたが、思った以上に品物をもらえて嬉しい」など、学生から喜びの声があがりました。

　学生との対話では「コロナ禍が落ち着き、以前よりは生活しやすい」との声が出された一方で「実習中はアルバイトができず、収入が減ってしまう」といった生活面の不安も語られ、「物価高騰の影響はまだまだ感じる」との声もありました。

学生の声を聞いた同盟員からは「学費値下げの運動が今こそ求められているのでは」「次回以降は学生へ社会を変えられるとの展望もしっかり届けたい」との感想が話されました。