南島原市でいみ県議候補の決起集会

　長崎県の日本共産党中部地区委員会は２５日、県議選南島原市（定数２）から立候補する、いみ毅候補（６４）＝新＝の勝利を目指す決起集会を同市で開きました。

　県委員会の山下満昭委員長は、石木ダム建設、カジノ誘致、諫早湾干拓事業を「三大悪政」と名付けて反対集会が開かれるのは日本広しといえども長崎県だけだと指摘。「新年度予算ではカジノに１５億、石木ダムにも多額の予算が計上されている。現職２人は推進派で県民の声を届ける議員が必要だ」と呼びかけました。

　いみ候補は、岸田文雄首相が強引に進める大軍拡を厳しく批判。「戦争の心配もなく安心して暮らせる長崎県であってこそ人口減少も解消できる。被爆地長崎から大軍拡ストップの声を上げていこう」と力を込めました。

さらに「『長崎新幹線』は南島原には何の恩恵ももたらさなかった。公共交通機関の充実など地域の特性をいかした振興政策が必要だ」と訴えました。