「しんぶん赤旗」2023/4/13

「長崎県憲法共同センター」署名行動

 「長崎県憲法共同センター」は12日、長崎市の繁華街そばの「鉄橋」で「大軍拡、大増税に反対する請願署名」に取り組みました。

 新日本婦人の会や民医連、県労連などから7人が参加。大軍拡・大増税NOのミニパンフを配布し、署名への協力を呼びかけました。

 参加者が次々とマイクを握り、長崎県労連の里正善副議長は、岸田政権の大軍拡に対し「軍備を増強しなければ安全・平和が保てないなど誤解です。むしろ周辺国に脅威に移り、軍備増強競争が激化していく。それが過去の歴史の教訓です」と指摘。新婦人県本部の山下優子事務局長は「トマホークをアメリカから買うお金があるなら、障害者やお年寄り子どものために税金は使うべきだ」と訴えました。

 署名をした女性(51)は「私がもらった初任給の額と娘の初任給は30年も経っているのにかわらない。少子化というがこれでは子どもも産めない。生活の実態を見て、税金の使い方を考えてほしい」と憤りの声を上げました。

 75歳の女性は「軍事費になんて使わんでいいと思う。年金は減りはしても上がらない。生活保護の友人もどうしてやっていくかと困っている。孫が6人いるが、学費が高くて大変。税金は私たちのために使ってほしい」と署名しました。