「しんぶん赤旗」2023/5/10

原水爆禁止長崎県協議会が総会

 原水爆禁止長崎県協議会は6日、長崎市内でオンラインを併用し定期総会を開きました。

 田中弘法代表理事が主催者あいさつ。「今年の世界大会は長崎が本大会。若い人たちを巻き込んで、夢を語れる有意義な大会にしていこう」と呼びかけました。

長崎被災協の溝浦勝理事は「ロシアによる侵略戦争やそれを口実に日本政府が大軍拡を進める中、核兵器や戦争のない世界と日本を実現するために頑張ってきた原水爆禁止運動が試される時になっている」と述べました。

 大矢正人代表理事が「原水爆禁止2023年世界大会の成功へ」と題して基調報告。大矢氏は、原水爆禁止世界大会には、①核兵器禁止条約を力に、国連憲章に基づく紛争の平和解決と核兵器の全面禁止を求める諸国民の世論と行動を発展させる②唯一の被爆国日本を、核兵器禁止条約を批准し核兵器廃絶をリードする国にする―との二つの任務があると強調しました。

その上で、「日本の戦争準備、大軍拡の道を阻止し、核兵器禁止条約に参加する非核・平和の日本へと前進させるたたかいの最大の結集点として世界大会を位置づけ成功させよう」と結びました。 

佐藤澄人事務局長が活動報告し、役員を選出しました。