「しんぶん赤旗」2023/4/18

長崎・川棚 空白克服めざす

18日告示(23日投票)の長崎県川棚町議選(定数14)で、日本共産党辻きよと候補(68)=新=が党議席の空白克服に挑みます。

 川棚町の川原(こうばる)地区は、県と7佐世保市が建設を強行する石木ダム予定地です。13世帯約50人の地元住民は立ち退きを拒み、故応じ現場で抗議の座り込みを続けています。辻候補も毎日いっしょに座り込み、「利水・治水どちらの面からも不要な石木ダムはきっぱり中止を」と訴えています。

 町議会は一般質問をする議員が少なく、コロナ対策・地方創生臨時交付金で町長の専用車を購入するという提案に、反対する議員は誰一人いませんでした。町議会を傍聴していた辻候補は「私が議員になったら、毎回一般質問を行い、町民の声を議会に届けたい」と話しています。

 前回、35票差で前職からバトンタッチが出来なかった辻候補。「議席を取り戻し、18歳までの医療費と国保税、学校給食費を無料にし、子育て・くらし応援に全力をあげたい」と決意を語っています。