「しんぶん赤旗」2023/11/21

長崎革新懇がガザ問題で緊急行動

 「平和・民主・革新の日本をめざす長崎の会」は17日の夜、長崎市の繁華街で「イスラエルはガザ攻撃をただちに中止せよ!」と即時停戦を求める緊急行動をしました。

 約50人の参加者はプラカードや横断幕を掲げ、民青同盟長崎県委員会の筒井涼介委員長のコールで「ストップ・ストップ・ジェノサイド」と全員で唱和しました。

 被爆者の田中安次郎さんは、ガザでは新生児を包む毛布も、与える水さえない状況が続いているとのべ、「今こそ世論が立ち上がる時。みなさんの声が必要です」と呼びかけました。

 新日本婦人の会長崎支部の山口和子さんは「イスラエルの閣僚から『核爆弾投下も選択肢のひとつ』との発言が出るなど、核兵器使用の危険が懸念される。唯一の被爆国として絶対に許されません」と声を上げました。

 長崎民医連の松延栄治さんは「どんな理由があっても病院に砲弾が撃ち込まれて兵士が攻めてくるなどあってはならないこと」と訴えました。

 最後に集会アピールを採択。首相官邸と駐日イスラエル大使館に送りました。日本共産党の中西敦信市議が参加しました。