「しんぶん赤旗」2023/10/28

国連軍縮週間に県原水協が行動

 原水爆禁止長崎県協議会は国連軍縮週間にあたる26日、長崎市内の繁華街で宣伝し「日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名」を呼びかけました。「日本政府は禁止条約に参加してほしい。アメリカの核の傘に頼らないで」と語る高校生や、若者が次々と署名しました。

 参加した12人は「私たちの命とくらし、安全保障のために日本政府も核兵器禁止条約に参加を」と書かれた横断幕を掲げ、ビラを配布。「長崎のうたごえ協議会」のメンバーが「折り鶴」などを演奏し盛り上げました。

 「第3次世界大戦が始まるのではないかと言われていて、とても不安」という女性(19)たち3人が署名。学校の授業で核兵器禁止条約について勉強したという高校生も署名し、「がんばってください」と声援を送る高校生たちもいました。

 「本当に核は廃絶しかない。ロシアのやり方は怖い。9条を大事にしてがんばらないと子どもや孫たちが生きていけない」と署名した女性(73)は「若い人たちが無関心ではなく、選挙に行ってほしい」と話しました。

 1時間で55人が署名しました。