「しんぶん赤旗」2023/2/22

九州沖縄いっせい宣伝▽いちくら澄子島原市議候補

 九州・沖縄一斉宣伝が長崎県内各地で取り組まれました。島原市では5月28日投票(21日告示・定数19)でたたかわれる市議選に立候補するいちくら澄子候補=新=が訴えました。

 前回選挙で失った議席の回復を目指すいちくら候補は、共産党が行った市民アンケートに、低い収入、高い税金、減っていく年金への不安が多く寄せられていると紹介。「市の国民健康保険税は、営業所得210万円の5人家族に年間46万円もかかり所得の2割にもなる。働いていない子どもにも税金がかかる子どもへの均等割りはなくしていこう」と訴えました。

 岸田政権が推し進める「敵基地攻撃能力」保有や5年間で43兆円もの大軍拡、そのための大増税を明記した「安保3文書」の閣議決定を批判し、「年金や医療の財源が軍事費に回されることがあってはなりません。大軍拡ではなく、暮らしの支援、子育て支援、教育無償化こそ優先すべきです」と力を込めました。