「平和を歌う合唱団『ひまわり』」がユーチューブチャンネルを開設

　長崎の被爆者歌う会「ひまわり」が新たに被爆者以外のメンバーを加え発足した「平和を歌う合唱団『ひまわり』」がユーチューブチャンネルを開設し、活動内容や楽曲を紹介しています。

　旧「ひまわり」は２００４年、被爆者だけで結成された世界でただひとつの合唱団で、２０１０年からは８月９日の長崎市平和祈念式典で歌を披露してきました。しかし、高齢化などで団員が減少し、昨年、発展的に解消。１０月に再出発していたものです。

「ひまわり」の団員は現在、二十数人。もっと活動を知ってもらいたいと、「ユーチューブ班」を結成し、動画配信に乗り出しました。３月に１本目の動画を投稿。結成から現在までの歩みや、昨年の平和祈念式典での旧「ひまわり」の最後の歌唱代表曲の「もう二度と」の映像が流れます。

「ユーチューブ班」のひとり、柴田鈴江さん（６９）は「主宰者で指揮者の寺井一通さん作曲のオリジナル曲も沢山あり、紹介していきたい。収益にもつなげられれば」と話し、２本目は英語での発信も計画中だと語りました。

動画はユーチューブで「平和を歌う合唱団ひまわり」と検索すると見られます。