「しんぶん赤旗」2023/11/10

新婦人長崎支部コーラス「花の輪」がコンサート

 新日本婦人の会長崎支部のコーラス「花の輪」が37周年記念のコンサート(12日)に向け準備をすすめています。

長崎支部の「小組」第1号でもある「花の輪」は、被爆地の合唱団として、核兵器廃絶と平和への思いを歌い続けてきました。車いすの被爆者、故渡辺千恵子さんの半生を綴った組曲「平和の旅へ」合唱団には、初演から参加しています。

 7年ぶりのコンサートに向け練習も追い込みです。佐藤由美子事務局長は「戦争や気候危機など大変なことが続くなか、今、伝えたい、伝えなくてはならない曲を選びました」と語ります。

 今回、ウクライナ民謡ともいわれる「キーウの鳥の歌」、東日本大震災の原発事故で故郷を離れざるを得なくなった人たちの思いを歌う「風よふるさとよ」など、平和や環境問題をテーマにした曲が並びます。

 園田直子団長は「団員も熟年になってきましたが、ボイストレーナーについて練習するなど新しいことにも挑戦しています。その歌声を聞いてほしい」と話しました。