「しんぶん赤旗」2023/11/14

長崎でガザ攻撃中止と即時停戦を求める集会

 長崎県内では12日、ガザ攻撃中止と即時停戦を求める行動が各地で取り組まれました。

 長崎県の新日本婦人の会佐世保支部がよびかけた「即時停戦!パレスチナに平和を」の緊急集会が佐世保市内で開かれ、25人が参加しました。

 新婦人の前川恵子支部長は「ガザでは10分に1人、子どもが亡くなっている。『今すぐ停戦しパレスチナに平和を』の声を世界中に届けよう」とあいさつ。参加者が次々と発言しました。

 戦争で父親を亡くし戦争遺児となった男性は「ガザで生き残った子どもたち、これからどれだけきびしいことになるか。憎しみあいをなくし平和を」と呼びかけました。日本共産党の辻清人・川棚町議は「イスラエルは占領地からただちに撤退を」と声を上げました。

 集会後、プラスターを掲げながら「ジェノサイドを許すな。子どもを殺すな」と訴えパレード。市民から人道支援募金が1万4409円寄せられました。

 日本共産党南部地区委員会と民主青年同盟県委員会は長崎市内で行動し、約20人が参加。「しんぶん赤旗」読者も駆けつけました。

 中西敦信市議がマイクを握り、「政府はイスラエルの攻撃を支持するような態度を取り、国連の決議にも棄権した。岸田首相の姿勢が厳しく問われている」と訴えました。

 「少しでも力になれたら」と女性(25)がカンパするなど、1万2607円の募金が寄せられました。