「しんぶん赤旗」2023/10/31

党中部地区が田村貴昭衆議院議員迎え演説会

 長崎県の日本共産党中部地区委員会は29日、田村貴昭衆院議員(衆院九州・沖縄ブロック比例候補)を迎え、諫早市で演説会を開きました。

 田村氏は、岸田首相の1回限りの給付、1年限りの減税を「付け焼き刃の対策」だと批判。「消費税を引き下げるのが最大の物価対策」だと強調しました。

 イスラエル・ガザ紛争では121カ国の賛成で採択された国連総会での「人道的休戦」を求める決議案に日本が棄権したことにふれ、「平和憲法を持つ国の態度かと、岸田政権に詰め寄っていきたい」と力を込めました。さらに、「敵基地攻撃能力保有の流れは本当に危険なもの。急いで変えていかなければならないと反対している共産党を大きくし、衆院選で九州・沖縄の比例2議席を回復しよう」と訴えました。

 後半は演壇から降りて、参加者からの「入党の動機は」との問いに「企業献金を唯一もらわない清潔な党だと知ったこと」と語るなど、様々な質問に丁寧に答えました。

 最近入党したばかりの女性は「数字で根拠を示していただき、説得力があった。仲間を増やせるよう頑張ります」と感想を寄せました。

 会場で呼びかけたガザ人道募金には5万円が寄せられました。演説会の後、諫早市議と田村氏の訴えで女性が入党しました。